モリンガとは北インド地方を原産とするワサビノキ科の植物で、その実用性から、今や世界各地で自生、または栽培されている植物です。ミネラルやビタミンをはじめ、ギャバ・タンパク質・ポリフェノール・アミノ酸・食物繊維などがバランス良く含まれ、奇跡の木(ミラクルツリー)とよばれるほど栄養価が高い植物です。
今回はスーパーフードとして日本でも注目されつつあるモリンガの魅力・食べ方などを紹介します。
目次
1.モリンガとは?
その栄養価の高さからスーパーフードとして今世界中から注目されている食物です。原産地は北インド、スリランカ・フィリピンですが、現在はインドをはじめアジア、東南アジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国などの亜熱帯や熱帯地方に広く自生します。痩せた土地でも素早く成長し、乾燥や病気に強く、害虫にも狙われにくいため、発展途上国で栽培が推進されています。豊富な栄養価を蓄えており、種から根、茎、幹、葉、花まで全て食べることができます。主にドライパウダー、茶葉、オイルとして扱われることが多いようです。インドの伝統療法、アユールヴェーダでも古くから活用されている植物です。
2.モリンガの栄養価とは?
モリンガの葉には現在解明されているだけで90種類以上の栄養素が含まれています。中でもダイエットに不可欠のビタミンB2、GABA(r-アミノ酪酸)、カルシウム、ポリフェノールが豊富に含まれています。
3. モリンガの食べ方は?
葉を粉末にしたパウダーを水やお湯に溶かして摂取したり、牛乳や豆乳・スムージーに加えて飲むのが人気なようです。パウダーは飲み物としてだけでなく、料理やお菓子に加えたり、ヨーグルトなどに混ぜて食べることもできます。またモリンガの種子を圧搾したモリンガシードオイルなどもあります。なお、産地であるインドやスリランカでは葉と主旨、さやが香味野菜としてカレーやスープに使われています。
4. モリンガにはどんな効果があるのか?
ポリフェノールを多く含むため、 老化の原因や病気の下人とされる酸化を防ぎアンチエイジングに役立ちます。また、 食物繊維も豊富なため、便秘解消にもつながりポリフェノール効果で更に美容と健康に絶大な効果が期待されます。
5.おすすめのモリンガ食品
■モリンガの黒ゴマスムージー
(材料) 二人分
・モリンガパウダー 小さじ2
・アボカド 1個
・バナナ 1.5本
・すりごま(黒) 大さじ2
・豆乳 300ml
・レモン汁 お好みで
(作り方)
1.アボカドを皮をむいて種を取りバナナは皮をむいてそれぞれを適当な大きさに切ります。
2.ミキサーにモリンガ、バナナ、すりごま、豆乳を入れて滑らかになるまでかき混ぜます。その後アボカドを加えミキサーで軽く混ぜ、最後にお好みでレモン汁を搾ります。
■モリンガパウダーのご紹介
6.まとめ
モリンガはその栄養価の高さから奇跡の木とも言われ、アンチエイジング、便秘解消、疲労回復など私たちの様々な悩みに応えてくれるスーパーフードです。ぜひ日頃の食事にとりこんでいくことで美容や健康の維持に努めていきませんか。